
四階の押しボタン
うちのアパートのエレベーターは、ちょっと変だ。
三階建てなのに、ボタンが四つある。
一階、二階、三階──そして、なぜか「四階」。
当然、四階なんて存在しない。屋上はあるけど、階としては扱われてないし、そもそも扉もない。
最初にそれに気づいたのは、引っ越してきてすぐの頃だった。
「これ、押したらどうなるんだろうな」
友達の健太が冗談っぽく言って、四階のボタンに指を伸ばした。
「やめとけって。壊れてたら怖いし」
俺は軽く止めたけど、健太は笑いながら押した。
ピッ。
軽い電子音。
でも、エレベーターは動かなかった。
「ほらな、反応ないじゃん」
健太はつまらなそうに肩をすくめた。
そのときは、それで終わりだった。
それから数週間後。
夜遅くに帰ってきて、エレベーターに乗ったときのことだ。
誰もいないはずなのに、すでにボタンが押されていた。
四階。
嫌な感じがした。
でも、そのまま乗った。
ドアが閉まって、エレベーターがゆっくり動き出す。
一階から二階、二階から三階。
そこで止まるはずなのに、止まらなかった。
表示は「4」を示している。
背筋が冷えた。
ありえない。
この建物に四階なんてないのに。
やがて、ガコンと鈍い音を立てて止まった。
ドアが開く。
暗かった。
というか、何もなかった。
廊下も、壁も、ただの黒い空間が広がっているだけ。
電気が切れてるとか、そういうレベルじゃない。
“空間がない”感じだった。
思わず後ずさる。
そのとき。
奥のほうで、何かが動いた。
人の形をしていた。
でも、輪郭がぼやけていて、はっきり見えない。
ゆっくり、こちらに向かってくる。
俺は慌てて「閉」ボタンを連打した。
ドアが閉まりかける。
その隙間から、そいつが手を伸ばしてきた。
細長くて、不自然に関節の多い手。
ぎりぎりのところでドアが閉まる。
直後、エレベーターは急降下した。
耳がキーンとなる。
気づいたら、一階に戻っていた。
翌日、管理人に聞いた。
「四階のボタン、あれなんなんですか?」
管理人は一瞬、変な顔をした。
「ああ……あれ、気づいちゃいましたか」
「やっぱりおかしいですよね。昨日、変なことがあって……」
そこまで言ったとき、管理人が慌てて口を挟んだ。
「押さないでくださいね。絶対に」
強い口調だった。
「昔ね、一人いなくなってるんですよ。このエレベーターで」
「え?」
「四階に行ったって言われてます。防犯カメラにも、三階から上に行くところまでは映ってる。でも──」
そこで言葉を切った。
「戻ってきた映像がないんです」
それから、俺は四階のボタンを絶対に押さないようにしている。
でも。
たまに、気づくことがある。
エレベーターに乗ると、すでに四階が押されている日がある。
そして、その日は決まって。
乗っている人数と、ボタンの数が合わない。
……今も。
目の前の操作パネルに、四階が点灯している。
俺はまだ、押していないのに。
なのに。
ふと、背後に気配を感じて振り返ると。
誰もいないはずの狭い箱の中で。
“押したはずのない指”が、
ゆっくりとボタンから離れていくのが見えた。
チャッピーに書いてもらった
この小説は何となくチャッピーに書いてもらいました。
チャッピーはChatGPTです。
指定したのは短編でジャンルはホラー、都市伝説を元ネタにしてねと頼んでます。
数秒でかきあげるんだから凄いよなぁ。
ほぼ原文ままです。改行とか、少し手直ししたぐらいかな。
また書いてもらおう。
今度は元ネタを指定して書いてもらおうかな。
私はビビりのくせにホラーが好きで、本もいくつか持ってます。
こちらは私の推しゲームとなります。
都市伝説にまつわる事件を解決していくゲームです。
ビビりな私でも楽しめてクリアできるゲームです。
良かったら是非、ゲームをプレイしてみてください。
あざみちゃん可愛いよ。あざみちゃん。
チャッピーに書いてもらったらまたブログに載せますね。